フードマイレージのお話
地域でとれたものを地域で食べる。
地産地消は食べ物の輸送距離を削減することになり、輸送にかかるエネルギーを大幅に削減できるので、地球温暖化防止になります。さらに、地産地消は自給率のアップ・食の安心安全・地域の農業や水産業(一次産業)の活性化など、地域の活性化につながる良い効果がたくさんあります。輸送にかかるエネルギーが、地球温暖化にどれだけ関係するのかは、フード・マイレージCO2(※)で計算することができます。
※フード・マイレージCO2=食料の重さ×輸送距離×輸送手段(船やトラック等)のCO₂ 排出係数
京都府木津川市の「地産地消給食」と、地元の食材を使わない給食のフード・マイレージCO2を比べてみると、96.2%削減できました!
京都府の一次産業
『京都府の農林水産業と農山漁村』編集/京都府農林水産部農政課(令和2年7月)(PDF形式)
地元のものを地元で使う。地産地消で、豊かな京都をつくろう!
地元のものを地元で消費すると、地域経済の活性化(地域内でのお金の循環・雇用等)につながります。さらに、地球温暖化の原因であるCO2などの温室効果ガスを減らすことにも繋がります。
地産地消を進め、温暖化対策を進めることで、脱炭素(※)でステキな京都をつくることができます。
(※)脱炭素社会とは、地球温暖化の原因であるCO2など(温室効果ガス)の排出が実質ゼロである社会のことです。
食べ物の地産地消(京都の食べ物を食べよう)
木材の地産地消(京都の木を使おう)
エネルギーの地産地消(京都で再エネをつくろう!使おう!)
写真提供:きょうとグリーンファンド
「自然も経済も持続可能な地域づくり」が、日本各地ではじまっています
参考:環境省ローカルSDGs ―地域循環共生圏づくりプラットホーム―
http://chiikijunkan.env.go.jp/
https://www.env.go.jp/seisaku/list/kyoseiken/index.html
https://www.env.go.jp/seisaku/list/kyoseiken/pdf/kyoseiken_01.pdf
【宣言コースに応募される方は、以下の内容もご覧いただき、アンケートにお答えください】
コロナ禍で宅配利用が増えているからこそ、再配達を減らそう!
近年増加する宅配便と再配達。
もう一度配達に行かなければならない再配達は「新たな価値を生み出さない労働」。それに年間1.8億時間も費やされています!宅配ドライバーさんの深刻な人手不足、労働問題・社会問題に繋がっています。再配達でトラックが走り回る分、CO2も排出されて、地球温暖化にも影響します。
しかし、受け取り手である私たちができる工夫もいっぱいあります。再配達が減ると、再配達依頼のめんどうな手間も不要になりますね!
再配達は、受け取り手の工夫で減らすことができます!
コロナ禍の中、接触を減らせる宅配が増えているからこそ、受け取りに一工夫して、再配達を減らしましょう。
脱炭素型のステキな京都をめざして 省エネ家電&おいしい京都
温暖化防止に貢献!省エネ家電を選んで、10年間ずっと毎日、省エネ生活!
家庭から出ているCO2
家庭から出されるCO2のうち、大きな割合を占めているのは「照明・家電製品」です。
※CO2は、地球温暖化の原因の一つです。
照明器具をLEDにして省エネに!
さらに便利に!
タイマー機能が便利でした!これまでは本を読みながら寝てしまうことがありましたが、タイマー機能のおかげで消し忘れがありません。とっても重宝しています!
調光・調色機能があり、気分に合わせて色や明るさを変えています。意外と便利です。
京都府2050年実質ゼロ宣言
2020年2月、西脇京都府知事は「2050年までに温室効果ガス排出量実質ゼロを目指す」ことを宣言しました。
https://www.pref.kyoto.jp/tikyu/zerosenngenn/zerosenngenn.html
多くの自治体が、2050年二酸化炭素排出実質ゼロを表明しています。
http://www.env.go.jp/policy/zerocarbon.html
表明した自治体の人口を合計すると、日本の総人口の半数以上!
「省エネ+再エネ」で実質ゼロを目指そう!
実質ゼロの社会というのは、エネルギーを使わない昔の生活に戻るということではありません。無駄なエネルギーを減らす省エネと、二酸化炭素を出さない再エネを組み合わせることで実現できます。
温室効果ガスを、2030年までに(あと10年間で)40%削減、2050年までに(あと30年間)でゼロにしなければなりません。思い切った対策が必要です。